実際入社して印象は変わりましたか？

私が憧れを頂いた時、学生だったので煌びやかな雰囲気がある店舗だからこそ、敷居が高いイメージがありました。実際に入社すると店舗のスタッフはお客様との距離が近いし、スタッフ同士も仲がいい。お客様が商品を迷われているときにサンプルをお渡しすると「いいんですか？」と喜ばれることも多く、当初思っていたイメージは一気に変わりました。

ミズの化粧品では「制服テスト」があります。このテストを合格するとビューティスタッフとしてお客様へ接客することができるようになります。肌の知識はもちろん、店舗で取り扱いのあるブランドの勉強、実技ではカウンセリングからC&C（目から下のクレンジングからメイクまで）など、知識と実技で合格を取らなければなりません。テストに向けて何度も先輩たちにモデルになってもらいました。テストは厳しくとても大変ですが合格をもらったときは達成感もありますね。

働いているお店のメンバーについて教えて下さい！

私が働いている店舗ではミズの中でも特にスタッフ数が多いです。ミズのスタッフだけでなく、各メーカー様も入店されています。週末やイベントなどがあるときは総勢14名ほどでお客様を対応します。
多くのスタッフが働いていますが、メーカー様、ミズスタッフ問わずみんなが気配りしており、互いを助け合う精神が根付いています。

ラッピングやカルテの入力など接客のフォローをそれぞれが行います。メリハリがあって仕事をしていく上でとても良い関係が築けていると思います。

化粧品の業務内容について教えてください！

接客、サンプリング活動、品出し、清掃など。スタッフそれぞれにメーカー担当がありますが、現在私は資生堂とJILL STUARTを担当しています。役割をもらったらそのメーカーの目標管理や改善提案、メーカーの勉強会に参加します。サンプリング活動ではお店ならではの接客を心がけています。今は化粧品をネットで買う方も多くいらっしゃいます。

一方でネットでは試して購入ができないので「本当に自分に合っているか分からない」と迷われている方も多くいます。店頭ではお客様とのやり取りを特に大切にしているので、お客様の状況に合わせて、サンプリングの使用方法を説明するだけではなく、お客様の肌の状況のヒアリングをし、実際に手や肌を使用して使い方を説明する場合もあります。押し売りはせず、迷われているときはご自宅で試してもらい、購入してもらうようにしています。

お客様とのエピソードを教えてください！

以前よりご利用されているお客様が親子でご来店され「今度、子供が大学生になるからメイクを揃えたい」と相談を受けました。C&Cを行い使用方法について丁寧にお伝えしました。その時はメイク類をご購入されたのですが、カルテを見たら別の日にスキンケアもご購入いただいていました。お客様とお会いした際、お母様から「今までスキンケアには関心が無かったけど、あなたが教えてくれて、興味が出たみたい。スキンケアもするようになった。」とうれしい言葉を頂きました。

私の接客をきっかけに興味を持ってもらえたこと、また私の名前を憶えてもらえていてとても有難いです。今では娘さんも定期的にミズを利用していただいています。